前半、鋭いクロスを上げる清水マテウスブルネッティ

<天皇杯:清水4-2松本>◇11日◇2回戦◇IAIスタジアム日本平

J1清水エスパルスは、J3松本山雅FCに順当勝ちした。

前半5分、左クロスからのこぼれ球をMF中原輝(28)が右足で押し込み、先制した。今月5日にチームに合流したブラジル人DFマテウスブルネッティ(25)のクロスが起点となり、1-0。期待の即戦力が清水でのデビュー戦で早速存在感を放った。

その後も積極的にボールを受け、絶妙なスルーパスなどでもチャンスを演出。先制点の起点となったクロスも「意識していた形」で、「ゴールにつながったのはよかった」とうなずいた。

後半33分に途中交代でピッチを退くまで、終始安定したプレーを披露。秋葉忠宏監督(49)も「ボールを持った時に落ち着いている。素晴らしい選手が入ってくれた」と絶賛した。中3日で迎えるリーグ戦はホームでガンバ大阪と対戦する。ブルネッティは「練習から連係面を合わせていけば、もっといいプレーができると思う」と次戦に目を向けた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【天皇杯】清水順当勝ちで3回戦進出 デビュー戦のDFブルネッティ「いいゲームができた」