【天皇杯】福島、格上川崎Fに接戦も敗退 寺田周平監督「選手たちに最大級の評価を」
<天皇杯:川崎F4-3福島>◇2回戦◇11日◇U等々力
J3福島ユナイテッドFCが敵地で川崎フロンターレに3-4で逆手負けを喫して敗退した。
先制した後に4失点。試合終盤に2点返して意地をみせたが、逃げ切られた。選手、コーチとして長く川崎Fの在籍した寺田周平監督(49)は「最後までゴールを目指して終盤に2点とって戦ってくれたことに関して選手たちに最大級の評価をしたい。すばらしかった。頑張りを見せてくれた中で勝ちに導くことができなかった自分のつたなさ、甘さを感じた」と責任を被った。
相手の選手、スタッフに顔見知りが多い中で、ボールを大切に中央突破するスタイルを貫いた。J1相手にも通用する手応えもつかんだ。「ものすごく貴重な経験ができた。今日の強度、プレッシャー質の高さ、選手も吸収してほしい」と今後のリーグ戦に生かしていく。
23年シーズンまで川崎Fでコーチを務め、昨季から福島を率いる。「2年前に福島に飛び出してきた時、いつか監督としてフロンターレと戦えたらいいなと思っていた。こんな早く実現するとは思っていなかったので、だからこそ勝ちたかった。良い経験をさせてもらった」と古巣との対戦を振り返った。
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