【天皇杯】和歌山6バックで守備重視も5失点の大敗「C大阪と試合ができたのは大きな経験」監督
<天皇杯:C大阪5-0和歌山>◇2回戦◇11日◇ヨドコウ
関西1部のアルテリーヴォ和歌山が、セレッソ大阪に5失点の大敗を喫した。
システムは6-3-1でゴール前の守備を重視し、前半途中までは狙い通りだったが、PKで先制点を与えてリズムが崩れた。
三枝寛和監督は「僕たちは地域リーグで戦っている中で、C大阪と試合できたのは大きな経験になる。力の差はある程度、分かっていた。前半は点差を少なく運んで、後半どこかでチャンスがあればと臨んだが、先に点を取られてしまい、難しい試合になってしまった」とコメントした。
J1から数えれば5部相当の和歌山は、それでも今回が17大会連続17度目の天皇杯出場。20年度の第100回大会では、4回戦まで進出(コロナ禍でJ1勢は準決勝から2チームだけ出場の特例大会)している。
◆アルテリーヴォ和歌山 07年に設立され、12年に関西1部リーグに昇格し、これまで優勝は4度。昨季は8チーム中3位で、今季は現在4位(開幕から2勝1分け2敗、直近は7日に2-0で勝利)。天皇杯は今回で17大会連続17度目の出場で、1回戦では同じ関西1部のFCバサラ兵庫に4-3で制した。14年に元日本代表FW永井雄一郎も在籍。監督にはJリーグでプレーした辻本茂輝、坂元要介らが歴任し、今季から三枝監督が就任。選手は大卒やJFL、社会人チーム出身者が中心。所在地は和歌山市でホームタウンは同市と紀の川市、活動区域は県全域。本拠地は紀三井寺公園陸上競技場ほか。児玉佳世子代表。
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