西武対阪神 7回表、ベンチから戦況を見つめる阪神藤川監督(撮影・江口和貴)

<日本生命セ・パ交流戦:西武3-2阪神>11日◇ベルーナドーム

阪神が今季2度目のサヨナラ負けで、西武に連敗を喫した。2位DeNAは勝ったため、2・5ゲーム差に迫られた。

悪夢は9回だった。3番手湯浅京己投手(25)が1死を奪った後、セデー二ョに四球。ネビンに死球。さらに外崎に内野安打を許し、無死満塁とした場面で降板。代わって守護神・岩崎優投手(33)がマウンドに上がるも、源田に同点に追いつかれる2点適時打を献上。最後は2死満塁で炭谷にサヨナラ適時打を浴びた。

藤川球児監督(44)は試合後、9回のリリーフ起用について「湯浅から、もちろん岩崎にとは考えていましたが、岩崎も登板(間隔)が空いていたので、そういった意味で湯浅からですけど」と説明。岩崎は5月30日広島戦(マツダスタジアム)以来の登板だった。

「なんとかね、ブルペンのところをかみ合わせていく、と。それに尽きますね。なかなか、1つの試練がきたのかなと。みんなでまたあしたから立ち上がってやろうかなというふうに思いますね」と前を向いた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督「湯浅→岩崎と考えてた。登板空いていたので」サヨナラ負け「1つの試練がきた」