ソフトバンク対巨人 巨人先発の西舘(撮影・林敢治)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク3-7巨人>◇11日◇みずほペイペイドーム

今季初先発したプロ2年目の西舘勇陽投手(23)が今季初勝利をマークした。自身2戦目の先発マウンドで、ソフトバンク打線を6安打も粘りの投球で3失点にまとめた。

3回に3連打で1点を失ったが、今宮を遊併殺に切ってピンチを乗り切った。7回に追加点を許したが、111球、無四球の熱投だった。

エンゼルス菊池雄星、ドジャース大谷翔平を輩出した花巻東(岩手)から中大に進学し、23年ドラフト1位で入団した。プロ1年目の昨季は先発、中継ぎの両方を経験して28試合に出場。今季は1軍では救援で5登板し、防御率2・57としていた。チャンスをもらった1軍先発で結果を残した。

打線は初回から大暴れ。岸田行倫捕手(28)が先制適時打を放つと、2死満塁からは7番坂本勇人内野手(36)が走者一掃の3点適時二塁打とし、4点を奪って一気に流れを呼び込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】1軍先発で結果残した!西舘勇陽が今季初勝利 粘って7回3失点、111球で無四球熱投