オリックス対DeNA 始球式を務めた競輪の古性(撮影・宮崎幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス-DeNA>◇11日◇京セラドーム大阪

昨年のKEIRINグランプリを制した古性(こしょう)優作選手(34=大阪)が始球式に登板した。この日は協賛試合の「岸和田けいりんナイター」。競輪のユニホーム姿で見事なノーバウンド投球を披露した。

2年前の6月の阪神-ロッテ戦(甲子園)の始球式でもノーバウンド投球。「甲子園のときが緊張したんですけど、今回、審判さんも競輪ファンと言って結構話しかけてくれて、かなり緊張感は和らいだなと思います」と笑顔を見せた。

大阪・関西万博協賛G1「第76回高松宮記念杯」とガールズケイリンのG1「第3回パールカップ」が17日に岸和田けいりんで開幕する。大舞台が迫っており、「これからあと1週間もないんで、しっかり集中して。本業に生かせるように頑張ります」と緊張感も漂わせた。

この日はつかの間の休息に充てる予定。「普段も自転車の練習ばかりでなかなかその他のスポーツを見る機会があまりない。今日は時間が許す限り楽しんで帰りたい」と声を弾ませた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】KEIRINグランプリ王者の古性優作ノーバウンド始球式「緊張和らいだ」理由とは