【阪神】育成ドラ1工藤泰成、再び1軍へ…2軍でプロの壁と格闘中「使いたいと思わせる投球を」
阪神工藤泰成投手(23)が23日、SGLで1軍再合流への思いを口にした。この日は予定されていたウエスタン・リーグ、オリックス戦(杉本商事BS)が雨天中止。SGL屋内練習場で汗を流した。
「1番はゾーンに強い球を投げるっていうことなんですけど、ピッチング練習もそうですけど、試合の中でその修正能力だったり、感覚っていうものをしっかりつかんでいければいいかなって。今後の試合ではつかんでいきたい」。
育成ドラフト1位入団から3月に支配下選手登録。開幕1軍入りも果たした。デビュー戦となった3月29日広島戦(マツダスタジアム)では同点の5回に登板し、1イニング持たず1安打2四球を与え1点でつまずいた。2戦目以降は最速159キロ直球を武器に3試合無失点。初ホールドも手にしたが、その後は制球に苦しんだ。6試合1敗1ホールド、防御率4・15。14日から2軍調整になった。
ファームでは18日ウエスタン・リーグ広島戦(SGL)にリリーフ登板も、1回2安打1失点。「戻るためには2軍で結果を残すというか、また1軍で使いたいなって思わせるようなピッチングをしたい」。虎のシンデレラボーイはプロの壁との戦いの真っ最中だ。