今永昇太、長女誕生の大谷翔平抑え「心では祝ってますけど野球場では祝わない」／一問一答３

カブス対ドジャース　5回表ドジャース無死、大谷（後方）を空振りの三振に仕留める今永（撮影・菅敏）

＜カブス11－10ドジャース＞◇22日（日本時間23日）◇リグリーフィールド

カブス今永昇太投手（31）は、5回2／3を6安打5失点（自責2）2四球6奪三振の内容で、勝敗はつかなかった。第1子となる長女が誕生した大谷翔平投手（30）を通算10打数無安打に抑えこみ「もちろん心では祝ってますけど、野球場で祝わなくてよかったと思います」とユーモアを交えて振り返った。

今永の一問一答は以下の通り。

－今日投げたスイーパー系のボールの手ごたえは。大谷にも有効だった

もっと再現性を出せればいいんですけども。まあ今日も小さい曲がり幅と大きい曲がり幅がすごいムラがあったんで、いつでもいいスライダー、まあいいスイーパーを投げられるように。それをずっと意識してくれるような、スライダーを今後も投げていきたいと思いますね。

－厳しい出産祝いですね

どうですかね、まあ、もしかしたら多くの日本人の方にとっては期待しない結果だったかもしれないですけども、僕としても僕を応援してくれる家族とか、もちろんリグリーのファンとか、その人たちのも思いを背負っている。僕もやっぱ意地がありますんで。まあ、もちろん心では祝ってますけど、野球場で祝わなくてよかったと思いますね。

－初回にすぐさま逆転につなげた打線の働きぶりについて

取られた後に、ああやってすぐ追いついてくれて。自分としてはこの試合にもし仮に点が取られても、おそらく戻してくれるっていう、そういう気持ちで投げられる。あれが3－0で2回のマウンドに上がるのと、やっぱり全然違う。今日はあの1回裏がなければ、おそらく僕の中では本当に5回を持たなかったと思う。そういう勇気をくれた打線にすごく感謝してます。