西武滝沢夏央(2025年2月撮影)

<西武7-2日本ハム>◇13日◇エスコンフィールド

西武の滝沢夏央内野手(21)が今季の初安打を放った。

マルチ安打した野村大に代わって、5回裏から二塁守備についた。その後の7回、日本ハム斎藤に追い込まれながらライト前にしっかりはじき返した。

今季4打席目の安打ながら「なんとか…なんとか出て良かったっす」と絞り出すように喜びを口にした。滝沢なりの理由もある。

「昨日とおとといの2日間も途中に守備で入ったんですけど、守備だけついて代打を出されていたんで。その悔しさもあって、絶対に打ってやろうと思っていました」

応援団が作った今季からの新応援歌に乗っての一打。さらには二塁守備でも抜群の身のこなしで、走者がややかさんだ中盤5、6回の守備で、併殺の動きに3度(併殺成立は2度)、軽やかに加わった。

そこに関しては「まぁ。普通っす」と笑いながら謙遜した。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】滝沢夏央が今季初安打「なんとか出て良かった」絞り出すように喜びを口にした理由とは