【スペイン】レバークーゼンDFター バルサ移籍決定的に 来季最初の加入選手になると現地紙
サプライズが起きない限り、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(29)がバルセロナの来季最初の加入選手になると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が13日に報じた。
ターはここ数年、その素晴らしいパフォーマンスにより、欧州のビッグクラブの注目を集めている。レバークーゼンとの契約が今年6月30日で満了するため、年明けより来季の移籍に向けて、他のクラブと自由に交渉できる状況にあり、すでにライバルチームのバイエルン・ミュンヘンなどから好条件のオファーが届いているとのことだ。
しかし、同紙が選手の関係者から入手した情報によると、ターはバルセロナでプレーすることを希望しているという。最終決定するため、近々バルセロナで話し合いの場が持たれ、5年契約を結ぶ可能性があるとのことだ。
バルセロナはすでに昨夏の移籍市場の終盤、ターとの契約に動いたものの、その時はレバークーゼンに拒否されていた。バルセロナは同紙に現時点ではまだ何も合意していないと伝えているものの、1年越しにその希望がかなうことになりそうだ。
ターは、ブンデスリーガで首位バイエルン・ミュンヘンに次ぐ2位につけるチームにおいて、ここまでの21試合のうち欠場は1試合のみ。20試合すべてでフル出場して、2ゴールを挙げている。その他、欧州CL8試合、カップ戦4試合に出場している。(高橋智行通信員)