市原吏音(2025年1月撮影)

28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)世代のU-20(20歳以下)日本代表は14日、9~10月のU-20W杯チリ大会の予選を兼ねるU-20アジアカップ(杯)中国大会1次リーグ初戦のタイ戦に臨む。

13日、オンラインで取材に応じたDF市原吏音主将(RB大宮アルディージャ)は「キャプテンはこっちに来る前に少し言われていて、1次予選でもやっていたしやるつもりでいた。キャプテンは自分しかないなと思っていた」とうなずいた。

昨年1月にA代表のアジア杯カタール大会にトレーニングパートナーとして帯同。クラブでも昨季は中心的な役割を担い、J2昇格をつかみ取るなど、経験値は豊富だ。明るいキャラクター、声、キャプテンシーで高校生、大学生、プロなどさまざまなカテゴリーでプレーする選手たちをまとめ上げる。「今大会にかける思いは強い。コンディション的にはめちゃくちゃいい。早く試合がしたい」と開幕を心待ちにした。

9日に現地入りし、調整を続けている。12日には全選手がそろい、より一体感が高まった。「全試合出て優勝させることが役目。コンディション維持してパフォーマンスにつないでいけたらなと思っています」と力を込めた。

副主将にはGK中村圭祐(東京ヴェルディ)、MF小倉幸成(法大)、MF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)、MF大関友翔(川崎フロンターレ)が就任した。【佐藤成】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【U20日本代表】主将就任の市原吏音「全試合出て優勝させることが役目」