ラーズ・ヌートバー(2024年12月7日撮影)

カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)の年俸調停が行われ、選手側が希望した今季年俸295万ドル(約4億5700万円)で裁定された。12日(日本時間13日)、AP通信などが伝えた。球団側の希望額は245万ドル(約3億8000万円)で、50万ドル(約7750万円)の開きがあった。

ヌートバーは昨季、肋骨の骨折で開幕に遅れ、6月は左脇腹を痛めて離脱し、109試合に出場して打率2割4分4厘、12本塁打、45打点、OPS.758をマーク。昨季までは年俸調停の権利がないためメジャー最低年俸クラスの年俸しかもらえなかったが、今オフに年俸調停権を初めて取得したため、昨季の年俸76万1000ドル(約1億1800万円)から約4倍の大幅増となった。

今オフの年俸調停で選手側が勝利したのはエンゼルスのルイス・レンヒーフォとミッキー・モニアクに続いて3人目となる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ヌートバー、年俸調停で球団に勝利 昨季から約4倍増の4億5700万円