エンゼルスのアンソニー・レンドン(2022年撮影)

今季が7年契約の6年目となるエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(34)が、左股関節の手術を受けることが決まり、長期離脱することが確定した。12日(日本時間13日)、MLB公式サイトなどが伝えた。

ミナシアンGMはレンドンについて「近日中に股関節の手術を受ける。復帰時期はわからないが、しばらくかかるだろう」と明かし「ここ数週間でリハビリがうまくいかず、何人かのドクターに見てもらった。長期のリハビリになる」と、長期離脱する見通しを示した。

レンドンはナショナルズ時代の19年に126打点を挙げて打点王に輝き、同年オフにエンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約380億円)で契約。しかし移籍後は度重なる故障に悩まされ、昨季までの5年間で出場は257試合のみ。成績も低迷し、OPS.915を記録した短縮シーズンの20年を除けばここ4年間は205試合でOPS.666と不振。昨季は左太もも裏の張り、腰の炎症、左脇腹の張りで離脱して57試合の出場にとどまり、打率2割1分8厘、0本塁打、14打点、OPS.574だった。今季が7年契約の6年目で、今季と来季の年俸はそれぞれ3800万ドル(約58億9000万円)となっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 エンゼルスのレンドンまた長期離脱へ…移籍後は度重なる故障で5年間257試合出場のみの元打点王