横浜対上海申花 勝利し喜びあう、左から横浜井上、GK朴、Yマテウス(撮影・野上伸悟)

<アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):横浜1-0上海申花>◇12日◇東地区1次リーグ◇第7戦◇日産スタジアム◇観衆1万1626人

横浜F・マリノスに5年ぶりに復帰したGK朴一圭(35)が、まさに守護神というプレーで無失点勝利に貢献した。

前半7分にゴール前に押し込まれ、こぼれ球からシュートを打たれたが、身をていしてセーブした。立ち上がりの時間帯、ここで失点していたら流れが大きく変わるところだった。

さらに相手のクロスボールに的確に対応し、DFラインの背後を突いてくるパスも素早くカバー。正確で安定感あふれるビルドアップ、コーチングも含め勝利の立役者という大活躍だった。

マンオブザマッチにも選出された朴は「しっかり勝てたことが良かった。ハードワークでクリーンシートで終えられたことが良かった。勝ちながら成長していくことが一番だと思う」。随所に持ち味を出したプレーについても「背後のケアは僕の持ち味だが、僕1人でできるものでなく、チームがどうやるか、監督の方からこうやるという仕組みがあってこそ」とベテランらしく、落ち着いた口調で話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ACLE】横浜に復帰の守護神・朴一圭がMVP「クリーンシートで終えられたことが良かった」