シート打撃練習に登板した湯浅(撮影・加藤哉)

国指定の難病である胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症からの復活を期す阪神湯浅京己投手(25)が12日、沖縄・具志川キャンプでシート打撃に登板した。

先頭の渡辺には力んだのか四球を与えたが、福島を右飛に仕留めると、小野寺は直球で押し込んで4球連続でファウルで粘られるも二ゴロに料理。2巡目の渡辺には左前への安打性の打球を許したが、福島を二飛、小野寺は右飛に封じた。

結果的に打者6人に27球を投じて安打性1本、1四球に抑え込んだ。登板後には笑顔も見受けられた。

湯浅は今回のシート打撃を経て問題がなければ、22日の練習試合・韓国ハンファ戦(具志川)で約7カ月ぶりに実戦復帰する見込み。完全復活へ着実に歩みを進めている。

【阪神湯浅シート打撃結果】

▽渡辺 四球

▽福島 右飛

▽小野寺 二ゴロ

▽渡辺 左前打

▽福島 二飛

▽小野寺 右飛

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】難病から復活を期す湯浅京己がシート打撃に登板 打者6人に対して安打性1本、1四球