ヤンキース・ブーン監督がドジャースを“口撃” 不愉快発言に「もう少し品格のある振る舞いを」
ヤンキースのアーロン・ブーン監督が11日(日本時間12日)、キャンプ初日の取材対応で、昨年ワールドシリーズで1勝4敗と完敗した相手ドジャースを早速「口撃」した。ジ・アスレチックやFOXニュースなど複数の米メディアが伝えた。
ワールドシリーズ後、ポッドキャストなどでドジャースのジョー・ケリー投手(現在FA)がヤンキースとの頂点対決について「最初からミスマッチの戦いだった。ポストシーズン進出チームの中で8位か9位のランクのチームだ」とこき下ろし、ミゲル・ロハス内野手は「ヤンキースの守備はのろいし、基本がまるでなっていない」と見下し、クリス・テーラー外野手もヤンキースを「大惨事だったね」とからかった。
それらについてブーン監督は「ああいう発言は聞きたくないね。実際、我々はあのシリーズで自分たちのベストの力を出せず、彼らが勝った。彼らには何でも言う権利がある」としながら「できれば来年は我々がその立場になり、もう少し品格のある振る舞いをしたいと思う」と皮肉。さらに「フリーマンやベッツ、オオタニ、カーショーからはそんな言葉は聞こえてこない」とスター選手たちと比較し「ワールドチャンピオンになって浮かれて、ぺらぺらしゃべるヤツは出てくる」と批判した。