【ACLE】神戸、上海海港下して決勝トーナメント進出決定 攻守に持ち味出して4ゴール快勝
<アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):神戸4-0上海海港(中国)>◇11日◇1次リーグA組◇第7戦◇ノエスタ
ヴィッセル神戸がホームで上海海港(中国)を下し、1次リーグ突破を決めた。
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる神戸は、FW大迫勇也(34)や昨季MVPのFW武藤嘉紀(32)ら主力をスタメン起用。前半11分にMF汰木康也(29)の左クロスから武藤が相手GKの股を抜くシュートを決めて、幸先よく先制した。
その後も攻守において持ち前の強度の高さを発揮して、主導権を握った。
後半9分には相手クリアのこぼれ球をDF本多勇喜(34)がワンタッチで中央にパスしたところから、MF鍬先祐弥(26)が豪快ボレーで追加点。その2分後には、相手のキックオフからのボールを奪って速攻を仕掛け、最後は武藤のラストパスに汰木が合わせて3点目を決めた。
同36分には大迫が、FKからのパスをスライディングボレーで鮮やかに4点目。3分前のPK失敗を取り戻す結果を出した。
守っても上海海港をノーゴールに抑えた神戸は、これで決勝トーナメント進出が決定。3月にホームアンドアウェーで行われるラウンド16に挑むことになった。【永田淳】