楽天対日本ハム 1回裏楽天無死、中前打を放つ宗山(撮影・鈴木みどり

<練習試合:楽天4-6日本ハム>◇11日◇沖縄・金武

楽天のドラフト1位ルーキー宗山塁内野手(21=明大)が「1番遊撃」で初の対外試合に臨み、2安打1盗塁と好スタートを切った。守りでも無失策で、ゴールデンルーキーが期待通りの活躍を見せた。

【宗山の一問一答は以下の通り】

-試合を振りかって

まずヒットが1本出たのはよかったですし、打球をさばけたのは良かったんですけど。まだまだ今日始まったばかりですし、今日のヒットがどうっていうよりかは、もっと内容を良くしていくためにっていうところに意識を持ってやります。

-1打席目の根本から放ったヒットの感触は

詰まって、少しストレートに刺されて(詰まって)のヒットだったので、もっと1発でコンタクトしていけるように。ヒットはヒットで良かったんですけど、もっともっといい対応ができたのかなと思ってます。

-第3打席はザバラの150キロを打ち返した

まだまだピッチャーも投げ始めですし、これからもっと精度上がってくると思うので。自分もそこで精度を上げていかないといけないです。今の投球とか打球がどうというよりは、これから自分ももっともっと長打が欲しいので、まだまだかなと思ってます。

-今日は盗塁も

もう行けたら積極的に行こうっていうところだったので。思い切って行きました。

-守備は

いや、まだまだ普通の打球なので。捕れて当たり前だと思いますし、逆にそこができなくなるとショートってポジションは厳しいので、正確性というか、これからももっともっと上げていければなと思います。

-試合後の特守は自ら志願したか

塩川コーチといろいろお話をしながら、課題というか、質を上げていこうと。そんなに数多くやるっていうよりかは、毎日積み上げてというような方針でやってます。

-今日の課題をどう生かすか

やっぱり試合に出ないとわからないこともたくさんあったので。そこで感じたこと、練習からどう試合につないでいけばいいかっていうところを、とにかく考えて練習できればいいなと思ってます。

-2スイングともヒットになった

ファウルにせずにしっかり前に飛ばして、結果がヒットっていうのは良かった。そこから長打になっていけばベストですし、まだまだしっかり捉えていく確率っていうのは上げていかないといけないなと思ってます。

-緊張は

緊張感はありましたけど、意外と試合にはしっかり入れたかなと思います。

-大勢のお客さんが来ていた。楽しさは

やっぱり試合になると楽しいですし、その環境というか、これが当たり前ではないので。自分がしっかりプレーできてることを幸せに感じて、今プレーできてると思います。

-第1打席でヒットが出て自信になった

打撃でも、まず1打席目、守備でも自分が1アウトを取る。そこでしっかりと落ち着けるっていうのはこれまでもあったので。そこでまずは最初の打席っていうのは、そういった面ではいい入りができたのかなと思います。

-リードオフマンとしての手応えは

まだ正直そこまでは考えられてないですけど。とにかく今は自分がさらに良くなるためというが、精度を上げていくためにっていう意識でやってますし。結果的にそういう働きができたのは、良かったんじゃないかなと思います。

-第1打席目の左投手(根本)、第3打席の外国人投手(ザバラ)への準備は

いや、もうとにかくタイミングというか。どんなにいいスイングをしてても、タイミングが悪ければヒットにはならないですし。そこの確率を上げていくためには、自分がどこで動き出せばいいかとか、このピッチャーならどういうアプローチをしていくかっていうところを考えて。それぞれピッチャーによってそこは意識を変えながらやってます。

-左右関係なく

左になるとまたリリースポイントも全然変わってくるので。見え方が悪かったら、そこは修正していきながらとかっていうのは、頭に入れながら打席には入ってます。

-無事対外試合のデビューを迎えた

体の不安もなくというか、しっかりとここにまず入れたことは良かったので。これから体作りっていうのも並行してやっていければいいなと思いますし、開幕っていうところが一番ピークに持っていくところかなと思うので。そこに向けてやっていければなと思ってます。

-良かった点と反省点は

良かったのは、しっかりと試合に入れて、準備のところは集中してできたのは良かった。悪かったというか。例えばヒットを打った打席でも内容をもっとよくできたんじゃないかと思って、打つべきボールは本当にそれでよかったのかっていうところは見つめていきたいので。守備でもなかなか同じ打球はもう来ないと思うんですけど、次こういった打球が来たらどうするかっていうところは、次に全て生かすようにしたいなと思います。

-序盤なかなか守備機会がなかったがソワソワしたか

早く飛んでこいとかはないですけど、(打球が)1球飛んできてアウトを取った時に、やっぱり少し落ち着いたというか、まずは1球捕れたのは良かったので。そっからはよりスムーズに行けたんじゃないかなって思ってます。

-練習の時は打順を間違えた

ちょっと早く準備しすぎて、なかなか自分の順番が回ってこなくて。ちょっとそこも勉強というか、今日学べたので、次はもっと準備したいなと思います。

-慌てたか

いや、勘違いしてたっていうか、もっと早く自分の順番来ると思って待ってたので。次はしっかり自分の番に合わせて準備します。

-2回の守備ではサインプレーもあった

そこはもう本当にタイミングが、成功させるかどうかかなり大きなパーセントを占めるかなと思うので。そこの確認もこの時期していけると思いますし、まずはしっかりああいったサインプレーを自分でしっかり認識して。その動きをまずしっかりやるっていうところからのスタートかなと思ってます。

-初実戦の心境は

ワクワクもありましたし、いい緊張感だったかなと思うので、緊張しすぎてもなかなか動けないので。そこはいい精神状態で臨めたのかなと思ってます。

-初実戦でも思い切ったプレーができた

入りとしては悪くない入りだったかなと思うので。もう思い切っていこうっていうのは継続してやれたので、そこは良かったですし。これから良い悪いは出てくると思うんですけど、そういう精神状態というか、常に積極性を忘れないことと、それと暴走することはまた違うと思うので。しっかり冷静に行けるところは行くっていう、攻める気持ちは忘れずに。今日もそういった気持ちができたかなと思うので、そこは続けていけたらなと思ってます。

-歓声は聞こえたか

実際自分が打席の中とか、打球が飛んできた時は聞こえないですけど、プレーが終わった時とか、打った後に走ってる時とかは聞こえますね。

-特守では何を

ダブルプレーの動きで。スムーズに早くそれをつなげていく練習みたいのは今日だけじゃないんですけど、継続しながらやっていってます。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】ゴールデンルーキー宗山塁が2安打1盗塁デビュー「積極性を忘れないこと」/一問一答