中日対DeNA 6回表、中日3番手で登板する岡田(撮影・森本幸一)

<練習試合:中日-DeNA>◇11日◇アグレスタジアム北谷

中日の育成岡田俊哉投手(33)が今季初対外試合のDeNA戦に登板し、2回4安打1四球2失点。2年前、登板中に骨折したときと同じ北谷のマウンドで、課題を残した。

2点を追う6回に登板し、先頭のドラフト3位加藤響内野手(22=四国IL・徳島)に中前打、続く蝦名達夫外野手(27)に左前打を浴びた。この日2安打の度会隆輝外野手(22)には右中間へ痛打されたが、右翼手・上林誠知外野手(29)のダイビングキャッチに助けられたが、1死一、二塁から京田陽太内野手(30)に追加点となる中前適時打を喫した。さらに2死から暴投で2死二、三塁としたが、梶原昂希外野手(25)を空振り三振で切り抜けた。7回にも井上絢登内野手(24)に右越えソロ本塁打を浴びた。

岡田は23年春季キャンプの練習試合登板中に、右大腿(だいたい)骨を骨折した。投球中に地面についた右足を滑らせて転倒し、マウンド横に倒れたまま、救急車が横付けされるなどの痛々しいアクシデントに見舞われた。昨春には実戦復帰し、完全復活に向けて、この日が初の1軍練習試合登板だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】育成2年目の岡田俊哉、苦い思い出のマウンドで右越えソロ含む2回2失点