オリックス遠藤成(2025年1月13日撮影)

<オリックス紅白戦:紅組0-3白組>◇11日◇宮崎市清武

今季初実戦でオリックス育成の遠藤成内野手(23)が白組「1番三塁」で出場し、2安打3出塁で猛アピールした。

第1打席は、川瀬堅斗投手(22)から右前打、第2打席は寿賀弘都投手(19)から左前へ運び、先制点への口火打を放った。第3打席は、フルカウントから四球を選んだ。その後、盗塁に成功するなどグラウンドを駆け回った。

東海大相模(神奈川)をへて昨季まで5年間阪神でプレー。ウエスタン・リーグトップの出塁率3割9分2厘をマークし、最高出塁率者賞を獲得。盗塁数は1位とわずか1盗塁の差で、チームトップ数・リーグ2位30盗塁を記録した。だが、昨秋戦力外通告を受け、直後にオリックスの秋季キャンプに練習生ととして参加し、育成契約をつかんだ。

SNSでは、「開幕前に支配下ある?」と期待の声を集め、「J SPORTS」の紅白戦中継で解説していた、OBの坂口智隆氏(40)は「がつがつした姿がいい。若手の競争が激しくなる」と今季初実戦で光った選手に遠藤の名前を挙げた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】元阪神で育成の遠藤成、今季初実戦の紅白戦で2安打3出塁 昨季2軍最高出塁賞