2025Jリーグ開幕イベントで握手を交わす横浜マリノス君(左)と新潟谷口(撮影・江口和貴)

Jリーグの開幕イベントが10日、都内のホテルで行われ、アルビレックス新潟FW谷口海斗(29)が、前年に続き「谷口農園」で話題をかっさらった。

「谷口農園」は、5年前から谷口が「園長」となりクラブハウスで野菜を育てるプロジェクト。昨年、開幕イベントの壇上で披露し、他クラブの出席者から「全部、谷口農園に話題を持って行かれた」と悔しがるほど、新潟&谷口の“強力ネタ”となっている。

谷口は今年も、しっかりと壇上で「谷口農園」を猛アピール。今年の目標を「粒粒辛苦(ゴール+谷口農園)」と「米の一粒一粒が農家の苦労の結晶」の由来の四字熟語で決意を示した。「FWなのでゴールを決めることと、クラブハウス内でやっている農園でも結果を出したい」。

農園では、キュウリとミニトマトは安定しており、夏に収穫する枝豆は絶品だという。収穫野菜は販売はしていないが、以前、一度、プチトマトを「6個700円」で販売。チームメートから「高過ぎ」とクレームが来たという。「1つ1つ包んで、マグネットやサインやいろいろ付録を付けて…。時間と愛情を注いでいるので」と、谷口農園ブランドならではの価格設定を説明した。

通常ははチームメートと食べたり、実家に送ったりしているという。。「5月ぐらいに再開したい」。キュウリ、トマトのほかジャガイモ、サツマイモ、ナスを育てる予定だ。

谷口農園のアピールに「これが自分が呼ばれた意味」と胸を張る。本業のサッカーでは、今季から樹森新監督が就任し、主力選手も移籍。昨季から様変わりし、「苦戦しそう」との予想も多い。谷口は「そういう評価は気にしてはいない。今までも高い評価されている部分はない。キャンプで積み上げている部分を出して結果につなげられれば」と反骨心を口にした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【新潟】谷口海斗、クラブハウス内の「農園」アピール 夏の枝豆は絶品 現在は大雪で農園は休止