久保建英(2024年5月撮影)

<スペインリーグ:Rソシエダード2-1エスパニョール>◇9日◇第23節◇サンセバスチャン

レアル・ソシエダードの地元紙がエスパニョール戦で公式戦3試合ぶりにベンチスタートになった日本代表MF久保建英(23)について、「短時間の出場ながらも好プレーをいくつか見せた」と寸評した。

Rソシエダードは9日にホームで行われたスペインリーグ第23節でエスパニョールと対戦した。開始早々のベッカーのゴールで幸先の良いスタートを切るも、後半開始に入りPKで同点にされてしまう。しかし、終了間際にブライス・メンデスが決勝点を決めて2-1で勝利し、公式戦2連勝を達成。リーグ戦の連敗を3でストップした。

公式戦3試合ぶりにベンチスタートとなった久保は、後半31分にベッカーとの交代でピッチに入った。短い出場時間の中、クロスを上げてスルーパスを通し、終了間際にボレーシュートを放つが、枠を捉えられなかった。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「短時間の出場ながらも好プレーをいくつか見せ、彼の投入は目立つものとなった」と評し、採点なしとした。

同紙はスチッチをチームMVPに挙げ、7点と高評価。続いて、アランブル、スビメンディ、ベッカーが6点、レミーロ、アゲルドが5点、エルストンド、ハビ・ロペス、パブロ・マリン、オスカルソン、セルヒオ・ゴメスがチームワーストの4点。途中出場のオラサガスティ、オヤルサバル、バレネチェア、ブライス・メンデスは久保同様に採点なしとなった。

Rソシエダードのスペインリーグ成績は23試合9勝4分け10敗の勝ち点31で、暫定ながら7位に浮上した。久保の成績は23試合(先発16試合)、1487分出場、4得点0アシストとなっている。

Rソシエダードはこの後、中3日の13日にアウェーで行われる欧州リーグ・プレーオフ第1戦でミッティラント(デンマーク)と対戦する。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 3試合ぶりベンチスタート久保建英「短時間の出場ながらも好プレーをいくつか見せた」地元紙寸評