Rソシエダードが連敗3でストップ 疲労考慮の久保建英は後半31分から出場で勝利に貢献
<スペインリーグ:Rソシエダード2-1エスパニョール>◇9日◇第23節◇サンセバスチャン
日本代表MF久保建英(23)が所属するRソシエダードはホームでエスパニョールを2-1で倒し、連敗を3でストップした。連戦の疲労を考慮された久保は後半31分から途中出場を果たした。
国王杯準々決勝のオサスナ戦から中2日ということもあり、スタメンを大幅に変更して臨んだRソシエダードは、試合38秒で先制に成功する。左クロスにFWベッカーが合わせてゴールネットを揺らした。
1点リードで前半を折り返すも、後半8分にPKから追いつかれる。勝利がほしいRソシエダードは次々と交代カードを切り、追加点を奪いにかかる。エースFWオヤルサバルや久保らを投入すると、後半39分に左サイドからの攻撃で途中出場のMFブライス・メンデスが決勝点。そのまま逃げ切り勝ち点3を獲得した。
1-1の後半31分から右サイドで途中出場した久保は、いきなり縦突破から右足でクロスを供給。後半43分には左サイドまでポジションを移しながら絶妙なアウトサイドパスでチャンスを演出した。同45分にも右サイドから味方との連係でペナルティーエリアに進入し絶好機を生み出すなど、短い出場時間で存在感を発揮し、勝利に貢献した。
チームは監督の采配も光り、4試合ぶりの白星を収めた。13日に欧州リーグノックアウトフェーズプレーオフ1回戦でミッティラント(デンマーク)と敵地で対戦する。