紅白戦 白組先発の日本ハム達(撮影・河田真司)

<日本ハム紅白戦>◇9日◇沖縄・名護

日本ハム達孝太投手(20)が、春季キャンプ初の紅白戦登板で無失点に封じた。

先頭の五十幡には8球粘られ四球を与え、続く矢沢の打席での暴投でいきなり無死三塁のピンチを招いた。だが矢沢を147キロの直球で空振り三振に取り、3番清宮を3球三振。2死三塁から野村を145キロの直球で左飛に抑え、無失点で切り抜けた。

高卒4年目の達は初の1軍キャンプ。今季は開幕ローテ入りを狙い、3日のライブBPには最速まで1キロに迫る154キロを計測していた。

オフには400万円を投じ、米アリゾナ州の最先端施設で約20日間の自主トレを敢行。帰国の3日前には、知人を介しエンゼルス菊池雄星投手(33)との会食が実現した。技術や意識など「もう本当に全部聞いた」と3時間以上、貪欲にノウハウを求めた。内容は「ちょっと言えないですね。(今日の登板にリンクした部分は)もちろんある」と、すべて極秘にするほどの時間だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】達孝太が無死三塁も無失点に封じる 清宮幸太郎を3球三振など2奪三振で切り抜ける