打撃投手に登板するマラー(撮影・森本幸一)

中日新外国人のカイル・マラー投手(27=アスレチックス)が沖縄北谷キャンプで9日、初の打撃投手として登板した。

村松、福永に対して32球を投げ、安打性は3本。ボール球17球と制球に苦しんだが、最速153キロをマークするなどパワー系サウスポーの片りんを見せた。

「全体的にはよかった。気持ちが入りすぎて変化球が入らなかったが、球速には満足している。(今後は変化球の)精度を上げていきたい」

先発候補として期待されるマラーは昨季、21試合に救援登板して0勝1敗、防御率4・01。通算では54試合で4勝11敗、防御率5・90のメジャー成績を残している。身長201センチの大型左腕。今後の実戦登板に注目だ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】201センチ左腕・新外国人マラーが初の打撃投手で最速153キロ「全体的によかった」