2023年7月、ブルージェイズ時代のケビン・キーアマイヤー

昨季ドジャースで世界一に貢献し、現役を引退したケビン・キーアマイヤー氏(34)が、ブルージェイズの特別補佐として古巣に復帰した。8日(日本時間9日)、MLB公式サイトが伝えた。ゴールドグラブ賞4度、プラチナグラブ賞1度という外野守備の名手。昨季途中まで在籍した古巣に戻り、来週から始まる春季キャンプで外野手の指導にあたる。

キーアマイヤー氏は「とにかく私を信じてほしい。このチームの一員として動き回らせてほしい。組織の隅々まで俺の力を提供したい。私が何をできるか見せたい。選手たちのための『外野の語り手』にならせてほしい」と意気込んでいる。ドラフト31巡目指名からはい上がった経験を、惜しみなく若手に伝えるという。

キーアマイヤー氏は昨季、大谷翔平投手らとともにワールドシリーズ優勝を果たして引退。「なんて素晴らしい時間を過ごしたでしょうか。私のキャリアはワールドチャンピオンとして終わりました。すべての功績は素晴らしいチームメートのおかげです。私が望む最高の機会を与えてくれたドジャース、ありがとう」とインスタグラムでつづっていた。

中堅守備はMLB史上屈指といわれており、レイズ時代を含めて、4度のゴールドグラブ賞に加え、最優秀守備選手に2度、プラチナグラブ賞を1度受賞している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平とともに世界一、キーアマイヤー氏が古巣ブルージェイズ復帰