【日本ハム】1軍参加の明瀬諒介「すごく緊張しました」フェンスオーバー披露で持ち味の打力発揮
日本ハム明瀬諒介内野手(19)が6日、沖縄・名護での1軍キャンプに参加し、新庄剛志監督(53)らにアピールした。
高卒2年目の明瀬は4日、沖縄・国頭村での若手主体の紅白戦に出場。豪快なスイングで安打を放ち、1軍の練習参加が決まった。新庄監督からは「(紅白戦で)初球からしっかり振れてよかったな」と声をかけられたという。7日も1軍の練習に参加し、その後は未定となっている。
この日はシートノックや投内連携で二塁を守り、フリー打撃では柵越えも披露。「すごく緊張しました。守備面でもバッティング面でもいい形でできてるので、継続してやっていければなと思います」と話した。
明瀬は鹿児島城西から23年ドラフト4位で入団。高校通算49本塁打のパワフルな打撃が売り。今オフには千葉・鎌ケ谷での秋季強化練習で、両翼100メートルの鎌ケ谷スタジアムの左翼スタンドを軽々と越え、外野ネットも越え、勇翔寮駐車スペースにあった森本稀哲外野守備走塁コーチ(43)の車のフロントガラスを破壊した。
◆明瀬諒介(みょうせ・りょうすけ)2005年(平17)8月25日、大阪生まれ。日置荘中に在学時は、大阪狭山シニアでプレー。鹿児島城西に進学し、高校通算49発。甲子園出場はないが、最速152キロと二刀流のポテンシャルを秘めた選手として注目を浴びる。23年ドラフト4位で入団。背番号65。昨季は2軍で47試合に出場し、158打数25安打、2本塁打、打率1割7分。年俸530万円(金額は推定)。183センチ、87キロ。右投げ右打ち。