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レアル・マドリードは4日、オーストリア代表DFアラバ(32)が左足内転筋を負傷したことを発表した。

アラバは先月、1年1カ月ぶりに戦列復帰した後、徐々に出場時間を増やして調整を続けていた。しかし3日の練習中に筋肉面に違和感を覚え、途中で切り上げた。クラブが翌日に検査を実施したところ、左足内転筋負傷と診断された。スペイン紙アスは全治2~3週間と伝えている。

これによりアラバは、5日の国王杯準々決勝レガネス戦を皮切りに、8日のアトレチコ・マドリードとのスペインリーグ首位対決、11日にアウェーで開催されるマンチェスター・シティー相手の欧州チャンピオンズリーグ・プレーオフ第1戦の欠場が決定的になった。さらに19日にホームで開催されるプレーオフ第2戦にも間に合わない可能性が高い。

Rマドリードは現在、センターバックに大きな問題を抱えている。ミリトンが昨年11月に右足前十字靱帯(じんたい)(じんたい)の完全断裂で今季絶望の重傷を負い、リュディガーは1日のエスパニョール戦で右膝大腿(だいたい)二頭筋負傷し、復帰に2~3週間かかる。また、バジェホは戦力に入っていない。

そのためアンチェロッティ監督は、アラバやリュディガーが戦列復帰するまで、本来MFのチュアメニとBチームから引き上げたアセンシオのセンターバックコンビで臨むことになりそうだ。

23年12月の大けがを乗り越えたアラバは今季ここまで4試合、70分出場。シーズンが大詰めを迎える中、活躍が大いに期待されていた。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 RマドリードDFアラバが左足内転筋負傷 長期離脱から復帰したばかりも全治2~3週間