Ｒソシエダード初の３連敗 久保建英得点なしで途中交代 ６日に国王杯でオサスナと再戦

レアル・ソシエダード久保建英（2024年撮影）

＜スペインリーグ：オサスナ2－1Rソシエダード＞◇2日◇第22節◇エル・サダール

日本代表MF久保建英（23）の所属するRソシエダード（スペイン）は敵地でオサスナに1－2で敗れ、初の3連敗を喫した。右サイドで先発した久保は後半33分までプレーしたが得点に絡むことはできなかった。

直近の欧州リーグで温存された久保は、定位置で随所に存在感を示すも、ゴールを生み出すことはできない。前半29分には逆サイドからの崩しに、中でフリーになるもわずかに合わず得点とはならなかった。同43分にも裏への飛び出しで好機に関与。味方へのパスは惜しくも通らなかったが、起点となった。

後半6分にもクロスに反応し、ボレーシュートを試みるなど、攻撃の軸としてプレーするなど、チャンスに関わり続けた。ただ2点リードを奪われた後半33分にベッカーとの交代を余儀なくされ、チームを勝利に導けなかった。

チームは前半34分に先制を許すと、後半29分には2点目を奪われた。試合終了間際にオスカルソンが一矢報いたが時すでに遅し。今季初の3連敗を喫して来季の欧州カップ戦出場圏内浮上に向けて勝ち点を積み上げられなかった。

チームは6日に国王杯順々決勝でオサスナと再戦する。わずかな準備期間ながら、異なる大会になることで、気持ちを切り替えて勝利につなげたい。