バルセロナのフリック監督 (ロイター)

バルセロナのフリック監督(59)がアラベス戦後、「Rマドリードの試合は見なかった」と前日に敗れた首位チームのゲーム中、すでに眠りについていたことを明かした。

バルセロナは2日にホームで行われたスペインリーグ第22節でアラベスとホームで対戦した。相手の堅固な守備に苦戦しながらも後半16分にレバンドフスキが決勝点を決め、1-0で勝利してリーグ戦2連勝を達成し、首位レアル・マドリードと勝ち点4差、2位アトレチコ・マドリードと勝ち点3差の3位につけている。この試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。

フリック監督はまずアラベス戦について、「難しい試合で、ハードワークを強いられた。昨日のRマドリードの結果(エスパニョールに0-1で敗北)を考慮すると、自分たちが置かれている状況においてこれは重要な勝ち点3だ」と満足げに語った。

ハーフタイムに出した選手たちへの指示に関しては「攻撃できるスペースやポジションを維持しなければならない場所、より正確にプレーすべき場所を彼らに示した。後半は良くなったよ」と説明した。

今季の公式戦ですでに30ゴールを決め、スペインリーグの得点ランキングトップを走るレバンドフスキについては「それは朗報だ。我々はゴールを目指して戦ったのでチーム全体としてうれしいよ」と喜んだ。

前半にアラベスMFコネクニーとハイボールを競った際、お互いの頭が衝突してピッチに倒れ込み、大事を取って交代を余儀なくされたガビについて、「大丈夫だ。プレーを続けるかどうかは私やガビではなく医師の判断だった」と問題ないことを強調した。

また、フリック監督はRマドリードが前日敗れたことについて、「正直に言うと、私はRマドリードの試合は見なかった。ここ数日はストレスがたまっていた。それに対処する最善の方法は早く寝ることだ」と明かしていた。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 バルサ・フリック監督「Rマドリードの試合は見なかった」「ストレスに対処する最善の方法」