【阪神】秦オーナーV奪回へ「主力はキャリアハイを目指して」宜野座キャンプで訓示
阪神秦雅夫オーナー(67)が2日、宜野座キャンプで藤川球児監督(44)、宜野座組コーチ、選手、スタッフに訓示を行った。オーナー就任後初の春季キャンプ。「球団創設90周年という年でもあって、昨シーズンあと1歩のところで優勝を逃した経験も踏まえて、優勝を目指して勝ちきってもらいたい」と伝え、同オーナーは具志川キャンプにも足を運んだ。
虎の新総帥は、V奪回へキャリアハイ指令を飛ばした。「主力選手にはキャリアハイの成績を目指して開幕を迎えてもらいたい」。大山には28本、87打点、佐藤輝らには24本塁打、92打点の自己最多マークを期待し、令和のダイナマイト打線復活を期待した。投手陣も才木、大竹、村上、西勇らが白星を上積めば、V奪回も自然と見えてくる。
1日には練習も視察、夜は藤川監督と夕食をともに。「藤川監督が選手とお互い理解した形だったのかな。(選手たちが)よりはつらつとした印象だった」と振り返った。今後は積極的に現場とのパイプを深めることを明かし、宜野座キャンプを後にした。