<スペインリーグ:Aマドリード2-0マジョルカ>◇1日◇第22節◇エスタディオ・メトロポリターノ

【マドリード=高橋智行通信員】マジョルカのFW浅野拓磨(30)はアウェーのアトレチコ・マドリード戦に0-1の後半22分から出場した。試合は0-2で敗れた。

約2カ月の長期離脱から復帰した後、定位置確保に苦しむ浅野は、公式戦4試合連続、リーグ戦3試合連続でベンチスタートとなった。後半10分頃にアップを開始。22分にラリンとの交代でピッチに入り、2トップの一角でプレーしムリキとコンビを組んだ。

積極的に手を挙げてボールを呼び込む動きを見せ、相手ディフェンスの背後を狙っていく。25分に左サイドの深い位置で突破を図った際、ル・ノルマンにファウルされてイエローカードを誘発した。

続く29分、浅野の縦パスを左サイドで受けたロベルト・ナバーロがグラウンダーのクロスをゴール前に送り、ダニ・ロドリゲスがダイレクトで合わせるもDFにブロックされた。さらに40分、ペナルティーエリア内でボレーシュートを打つも、レイニウドの顔面を直撃した。

前線で動き回るだけでなく、時折自陣まで戻ってゲームの組み立てに参加するも、Aマドリードの堅い守備を崩すまでには至らなかった。

浅野のスペインリーグ成績は11試合(先発5試合)、462分出場、0得点0アシストとなっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 マジョルカ浅野拓磨、途中出場でゲームの組み立てに参加もAマドリードの堅守を崩せず0―2敗戦