21歳のMF中井卓大、スペイン3部アモレビエタ退団決定 今季リーグ戦11試合出場で得点なし
スペイン3部アモレビエタは1日、MF中井卓大(21)の期限付き移籍を予定より早めて終了することで所属元のレアル・マドリードと合意したことを公式サイトで発表した。
中井は今季、レアル・マドリードのBチーム、レアル・マドリード・カスティージャからの1年間の期限付き移籍で、スペイン3部グループ1に属するアモレビエタに加入した。序盤はレギュラーの座を確保し、開幕から8試合連続でスタメン入りして4試合連続でフル出場。その後、けがや成績不振による監督交代(チームは現在、21試合3勝8分け10敗の勝ち点17で最下位)もあり、出番が減っていった。
最後にプレーしたのは途中出場した昨年12月6日にアウェーで行われた第16節レアル・ソシエダードB戦。それ以降、第17節バラカルド戦でベンチ入りするも出番なく、ここ4試合ベンチ外が続いていた。そして1日、期限付き移籍の契約が今季終了まで残る中、退団が発表された。
中井のアモレビエタでのリーグ戦成績は11試合出場(先発8試合)で、得点、アシストともに記録なし。レアル・マドリード・カスティージャとの契約は今季終了までとなっている。
(高橋智行通信員)