パドレス、昨年死去した前オーナーの兄ジョン・サイドラー氏の新オーナー就任を発表
パドレスは21日(日本時間22日)、昨年11月に死去したピーター・サイドラー前オーナーの兄、ジョン・サイドラー氏(65)が新オーナーに就任することを発表したと、サンディエゴの地元メディアが伝えた。前オーナーのビジネスパートナーだったエリク・クツセンダ氏が球団オーナー代行を務めていたが、これで球団経営トップの体制が固まることになる。ジョン・サイドラー氏は2012年からパドレスのオーナーグループに名を連ねており、オーナー会議による承認を得て正式に就任となる見通しだという。
21日付のジ・アスレチックによると、新オーナーの下で球団が今後どのように変わるかはまだ不透明。ただし編成責任者のA・J・プレラーGMはそのまま役職にとどまる見込みだという。
パドレスは今季、球団史上2番目の勝率となる93勝69敗で2年ぶりにポストシーズン進出。ダルビッシュ有投手(38)と松井裕樹投手(28)が所属し、今オフは、ロッテからポスティングシステムで移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の移籍先として有力候補の1つに挙げられている。