2024年4月6日、カブス鈴木(左)とあいさつするドジャース大谷

ドジャースが、FAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)との残留交渉が進まないため、代わりの右打ち打者補強候補としてカブス鈴木誠也外野手(30)のトレードなどを模索していると、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者が21日(日本時間22日)、伝えた。ヘルナンデスとの交渉は停滞しており、代わりに鈴木またはホワイトソックスのルイス・ロベルト外野手(27)のトレード、あるいはパドレスからFAとなっている金河成(キム・ハソン)内野手(29)の獲得が代替候補だという。

同記者は「それらの代替案に対して、ドジャースがどれだけ真剣なのか、どれだけ現実的なのかは、はっきりしていない」としたが、ヘルナンデスとの交渉では両サイドが求める金額に開きがあるという。ヘルナンデスは3年総額6600~7200万ドル(99億~1080億円)を望んでおり、ドジャース側は年数では同意しているものの金額では難色を示しているという。

ただしカブスは、実力のある右打ち打者が希少であることから、鈴木の放出には今のところ消極的だと伝えている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャースが鈴木誠也のトレード模索 残留交渉が難航するT・ヘルナンデスの代替補強案として