C大阪鳥海(右)(24年10月29日撮影)

セレッソ大阪は21日、DF鳥海晃司(29)が来季はJ2ジェフユナイテッド市原・千葉への完全移籍が決まったと正式発表した。20年以来、5年ぶりの古巣復帰になる。

千葉・木更津市生まれで下部組織から千葉で育った鳥海は、明大をはさんで20年までの3年間、千葉でプロ生活を送り、21年にC大阪へ完全移籍していた。

この4年間でセンターバックの先発に定着し、J1通算83試合に出場。23年から実力で3年契約を勝ち取り、25年も契約が残っていた。だが、09年以来のJ1復帰を目指す古巣クラブからの熱烈オファーが届き、大きな決断をした。

クラブを通して「全てを話す事はできないので1つだけ伝えさせて下さい。選手、クラブスタッフ、サポーター、スタジアム、セレッソの全てが心から大好きです。このクラブでプレーできた事は僕の誇りです。セレッソファミリー全ての人に、この場を借りてお礼を言わせてください。4年間素晴らしい時間をありがとうございました」とコメントした。

◆鳥海晃司(とりうみ・こうじ)1995年(平7)5月9日、千葉・木更津市生まれ。千葉の下部組織から明大に進学し、卒業後の18年に千葉とプロ契約。21年にC大阪へ完全移籍し、22年ルヴァン杯準優勝などに貢献。J1通算83試合1得点、J2通算79試合1得点。182センチ、71キロ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】鳥海晃司のJ2千葉復帰を正式発表 この4年間でJ1通算83試合出場の主力CB