トークショーで笑顔を見せるオリックス西川(撮影・高垣誠)

オリックス西川龍馬外野手(30)が、FA加入した元広島の先輩・九里亜蓮投手(33)のサポートを誓った。「マウンドで人一倍熱いというか、パ・リーグにもなかなかいないタイプのピッチャー。なんとか(チームに)貢献してほしいし、助けてほしい」と再びの共闘を大歓迎。1年早く広島からFA移籍した“パ・リーグの先輩”としても支援は惜しまない。「最初は戸惑うこともあると思いますし、何かしらサポートできれば」。特に北海道から九州まで、飛行機移動の多いパ・リーグの遠征の厳しさは1つの課題。「セ・リーグとまったく違うので」と多方面からアドバイスしていくつもりだ。

もちろん、九里を助けるためには自身の成績を上げる必要がある。移籍1年目の今季は138試合で打率2割5分8厘、7本塁打、46打点と不本意な成績に終わった。「これだけ悪かった年はプロに入ってからないので。こういう年はあったらダメ」と反省。「(来季は)やらないといけないんで。その辺は自分との闘いになる。自分ができることをしっかりやろうと思います」と引き締めた。

この日は敦賀気比OBとして巨人内海投手コーチ、チームメートの山田、山崎と福井・敦賀市でトークショーに参加。高校時代に3年間過ごした第2の故郷で、決意を新たにした。【高垣誠】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】西川龍馬が元広島の先輩九里亜蓮のサポート誓う「セ・リーグとまったく違うので」