【ヤクルト】矢崎拓也、入団会見「縦じまが膨張するとバカにされ…似合ってるといい」

入団会見を行いユニホーム姿でポーズを決めるヤクルト矢崎（撮影・垰建太）

現役ドラフトで広島からヤクルトに加入した矢崎拓也投手（29）が19日、東京都内の球団事務所で入団会見に臨み、「最初に8年間、お世話になったカープには感謝申し上げたい。貴重なご縁をいただいたヤクルトに感謝して、全力でベストを尽くしたいと思います」と、しみじみ話した。背番号は広島時代から変わらない41に決まった。

現役ドラフトでの移籍は、電話で聞いたと言い「やっていることは知っていたので、あ、自分だなっていうのが素直な感想」と振り返った。初の縦じまのユニホーム。「知り合いに縦じまが膨張するとバカにされたので、似合ってるといいです」と笑った。

矢崎は16年ドラフト1位で慶大から広島に入団。17年4月7日ヤクルト戦（マツダ）でプロ初登板初勝利を飾り、以降は中継ぎとして腕を振ってきた。今季は26試合の登板で1勝1敗、防御率3・60。ヤクルトの印象を問われ「よく打たれたなって感じです。長打を打つ選手が多い。戦わなくていいので、十分うれしい」と言い「明るい感じがする。溶け込むのは得意じゃない」と苦笑いを浮かべた。