大幅増で契約更改し、笑顔で会見を行う杉山(撮影・岩下翔太)

ソフトバンク杉山一樹投手(27)が18日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2500万円増の4000万円で更改した。今季はチーム最多の50試合に登板。4勝0敗、14ホールド、防御率1・61でチームの4年ぶりリーグ優勝に貢献した。「今年はほんとにラストチャンスだと思って、腹をくくっていたので。僕自身初めての1軍完走で良かったんじゃないかなと思います」と充実の1年を振り返った。

昨年の9月からチワワを飼い始め、大幅昇給の使い道に「愛犬にぜいたくをさせたいです。シーズン中は全然、会えていない時間も多かったので。たくさん喜んでもらえるように」と満面の笑みを浮かべた。

また、前日17日に先輩でFA権を行使していた甲斐拓也捕手(32)の巨人入りが決まった。杉山は「甲斐さんと今年1年間、すごいコミュニケーションを取らせてもらった。食事にも何回か誘っていただき、野球面でもたくさんお世話になりました」と語った。セ・パでリーグは別々となったが、対戦する機会があれば「感謝を込めて、3球ストレートでいきます」と真っ向勝負を誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】杉山一樹、2500万円増の4000万円で更改 昇給分は「愛犬にぜいたくを」