【選手会】夏場の屋外デーゲーム回避期間の統一を要望 会沢翼会長「8時以降まで暑かった」
日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)による事務折衝が17日、都内で行われた。今回は選手会の会沢翼会長(36=広島)も出席した。
球界全体のことについて話し合う中で、会沢会長は夏場は屋外球場でデーゲームを行わない期間を12球団で統一するよう要望した。「やってる立場からの意見は話させていただきました。今年、本当に猛暑で、各球団(の選手から)そういう意見、言葉が出てたので、12球団として、統一じゃないですけど、いろいろと考えてくれないかと」。
屋外デーゲームを行わない期間について、明文化はされていない。現状、8月には行われていないが、球場によっては7月前半や9月前半に行われるケースがある。
選手会の要望に、NPB側も検討していくとの回答だったという。「日程の問題もあるので、なかなか難しいとは思うんですけれども。僕自身の率直な感想と、みんなからの意見というところで、交渉は続けていくのかなという風には思います」と進展に期待した。
会沢会長は「今年、猛暑だったじゃないですか。湿度もちょっと高かった。だから、ナイターであっても僕の感覚というか、8時以降まで暑かった。これはピッチャー大変だなと思って。キャッチャーも大変ですし、防具つけてるの」と実感も披露。また、この日は、ナイターの夜7時開始案は出なかったが「今後そういう意見が出るのであれば、選手から出るのであれば、交渉はしていくつもりです」と話した。