ドジャース大谷翔平(24年6月撮影)

MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、データ分析システム「スタットキャスト」による走塁・盗塁に関する新指標について特集記事を掲載し、盗塁による得点創出でドジャース大谷翔平投手(30)が「+7」でメジャートップだった。

今季、メジャー史上初の「50-50」を達成した大谷は最終的に59盗塁を記録。盗塁数ではレッズのデラクルス内野手の67に次いで両リーグ2位だったが、失敗数はデラクルスの16と比べて4と少なく、成功率93・7%と高い水準だったことから、デラクルスよりも得点創出を上回った。

同サイトは「盗塁失敗の代償は、盗塁を1個決めるよりも大きい。アウトは貴重で、盗塁を決めたとしても実際に得点につながるとは限らない。スタットキャストの数値を得点に換算すると、デラクルスよりも大谷の方が盗塁に置いては価値がある」と、盗塁では大谷が今季メジャーで最も価値がある選手だったとした。

一方、走塁については平均よりもどれだけ次の塁に進むことができたかが基準となり、走塁の得点創出ではダイヤモンドバックスのキャロル外野手が「+9」で1位だった。キャロルは今季35盗塁で盗塁による得点創出は「+4」と算出され、走塁と盗塁を合わせた「+13」はメジャートップ。大谷は走塁では「+1」にとどまり、両方合わせた得点創出では「+8」。ロイヤルズのガルシア内野手と並んでメジャー2位タイだった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平が盗塁による得点創出「+7」でメジャー1位、MLB新指標