契約更改交渉後、会見するDeNA佐野(撮影・久保賢吾)

DeNA佐野恵太外野手(30)が16日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約の総額6億円でサインした。

今季は139試合に出場し、打率2割7分3厘、8本塁打、62打点。阪神とのCSファーストステージ、巨人とのファイナルステージでは勝負強さを発揮し、26年ぶりの日本一に貢献した。

明大から16年ドラフト9位で入団し、20年には首位打者を獲得。プロ通算8年間で839安打を積み上げ、20年からは3連続3割超えをマークし、昨季までキャプテンを務めた。

今季、取得した国内FA権に注目が集まったが、ベイスターズ愛を貫き、FA権を行使せず、残留を決断した。「もっと悩むかなと思ったんですけど、思ったより悩むことはなかったです」と話した。

来季に向け「数字というよりは、レギュラーをつかむというところをしっかり考えて、結果はその後についてくればいいなと思います」と決意を込めた。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】佐野恵太、国内FA権を行使せず残留を決断 3年契約6億円でサイン