クリスタルパレスのムニョス(左)と競り合うブライトン三笘(ロイター)

<プレミアリーグ:ブライトン1-3クリスタルパレス>◇15日◇第16節◇ブライトン

MF三笘薫(27)のブライトンが、ホームでMF鎌田大地(28)のクリスタルパレスに1-3と敗れた。日本代表の両選手は同じピッチに立ち、それぞれの特長を生かしたプレーで存在感を発揮した。

三笘はフル出場し、鋭い動きで再三ゴールに迫った。前半3分に浮き球のパスからDFラインの背後に抜け出したが、シュートはGKヘンダーソンに阻まれた。後半9分にはFWジョアン・ペドロへの縦パスからリターンを受けて右足シュート。ゴール右隅を狙ったボールは相手選手の伸ばした足に当たり、外れた。

対する鎌田はベンチスタートとなったが、後半15分から途中出場。後半46分には自陣からこぼれ球を拾い、前方へスルーパス。FWヌケティアが抜けだしGKと1対1になったが、浮き球で狙ったシュートはゴール枠を外れ、アシストとはならなかった。

試合はクリスタルパレスが、効率よく得点を重ねた。前半27分にCKのこぼれ球を押し込み先制すると、すぐに同33分、自陣からのFKを起点に左サイドからクロスを入れてFWサールのヘディングシュートにつなげた。後半37分にはブライトンの守備の甘さを突き、こぼれ球を拾ったサールが縦に抜けだし追加点を奪った。

ブライトンは後半42分にゴール前の混戦から相手のクリアボールが味方に当たってゴールイン。1点を返すも焼け石に水だった。

これで4試合勝ち星なし(2分け2敗)となった。逆にクリスタルパレスは5戦負けなし(2勝3分け)。両者の勢いの差が勝負を左右した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 三笘薫、切れ味鋭いプレー披露もブライトン4戦勝ち星なし 鎌田大地のクリスタルパレスに1-3完敗