壱岐ナイン(2024年10月28日撮影)

<センバツ21世紀枠9地区候補校発表>◇13日

来春の第97回選抜野球大会(25年3月18日開幕、甲子園)の各地区の21世紀枠候補9校が日本高野連から発表された。九州からは県立校の壱岐が選ばれ、長崎の離島初となる甲子園出場へ前進した。9地区の候補校から、来年1月24日に同枠で甲子園に出場する2校が選ばれる。

島から福岡・博多港までカーフェリーで約2時間、風光明媚(めいび)で麦焼酎発祥の地とされる人口約2万4000人の離島からの夢へ一歩近づいた。

主将のエース右腕、浦上脩吾投手(2年)が軸の堅守が持ち味だ。部員21人全員が島の中学軟式野球部出身ながら、全国大会出場経験者らを擁す力のある世代でもある。初挑戦だった秋の九州大会は準々決勝で敗れたが、1回戦で熊本王者の私学強豪、専大熊本玉名を倒すなど旋風を起こしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】長崎県立校の壱岐、長崎の離島初の甲子園出場へ前進 21世紀枠候補9校に選出