【Jアウォーズ】鹿島の大卒新人濃野公人が新人史上5人目のベストイレブン 粗品モノマネで喜び表現
<Jリーグアウォーズ>◇10日◇横浜アリーナ
Jリーグの24年シーズンを締めくくるJリーグアウォーズは、DAZNで生配信された。
鹿島アントラーズの大卒新人DF濃野公人(22)がベストイレブンに選出された。新人のベストイレブン受賞は、98年の小野伸二、99年の中沢佑二、14年の武藤嘉紀、20年の三笘薫に続き、史上5人目の快挙となった。
偶然にも、プレゼンターは鹿島の中田浩二フットボールダイレクター(FD)と小野伸二さん。鹿島のチームカラーをほうふつさせる濃い赤のスーツを来た濃野は、中田FDからトロフィーを受け取った。
加入1年目での大きな賞に、濃野は「全く想像できていなかった。自分が何か成し遂げたというより、成し遂げさせてもらった方が強い。周りに感謝したい」と述べた。ゲストMCの槙野智章氏から「お笑い芸人の粗品さんが好きということで、粗品さんに似たひと言で喜びお願いします」とのムチャぶりを受けるも「最高やでー」とポーズ付きで叫び、強心臓ぶりを発揮した。
濃野は関西学院大から今季加入。開幕から先発起用され、右サイドバックながら、豊富な運動量と攻撃的な特長を生かし31試合出場で9得点と大活躍した。
今夏には早くも欧州の強豪クラブが獲得に動き、正式オファーが舞い込んでいた。この冬も熱心な再オファーを受けていたが、来季は鹿島でプレーする意向を固めているという。