オリックス紅林弘太郎(2024年12月4日撮影)

オリックス紅林弘太郎内野手(22)が10日、右足甲を骨折していたことを明かした。6日に神戸市内の病院で右足楔状(けつじょう)骨骨片摘出手術を受けて入院し、前日9日に退院。「検査して、折れていた。そこまでとは思っていなかった」。侍ジャパンの一員としてフル参戦したプレミア12の終了後に判明した。

約2年前から痛みを抱えながらプレーしていた。特に打撃面の影響が大きかった。「痛い時は全部の動きが痛かった。痛み止めを飲んでやっていた。打撃が一番、痛いくらい。こういう(つま先を回す)動きをするので、一番当たるところだった」と打ち明けた。

1週間後に抜糸し、本格的なリハビリを開始。来春キャンプには間に合う見通しだ。「負担の大きい(遊撃の)ポジションなので、不安はなくなる。143試合出られるようにしたい」。来季はプロ初の全試合出場をターゲットに据えた。

この日は松葉づえをついて、大阪・舞洲の球団施設に姿を見せた。「宮城とかに仮病と言われそうだったので。心配してもらえるように」。ただ、いじられキャラにあまり心配の声は届かず、すぐに使うのをやめた。入院中は空腹が満たされず、退院直後に焼き肉をほおばった。「食べ過ぎて太っちゃった」と苦笑い。すっきりと、6年目の来季に向かう。【大池和幸】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】紅林弘太郎が手術の右足甲は骨折だったと明かす「痛み止め飲んで…」約2年前から