ロッテ佐々木朗希(2024年9月撮影)

ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の争奪戦がいよいよ幕を開ける。

ESPNのジェフ・パッサン記者が7日(日本時間8日)、佐々木のポスティングがウインターミーティング中に正式に公示されると伝えた。交渉解禁は米国の現地時間で10日になるという。ウインターミーティングは9日(同10日)から12日(同13日)にテキサス州ダラスで開催される。

日米で去就が注目の的となっている佐々木の交渉解禁が近づき、多くの主要米メディアが大きく伝えた。7日付のMLB公式サイトは「ササキは若い有望株投手としては世界トップの1人」と紹介し「ショウヘイ・オオタニがポスティングされたときと同様、全30球団が欲しがることは確実」とし「もしドジャースに入団すれば、球団の世界的ブランド力はさらに最強のものになる」とした。

米経済誌フォーブス電子版は「ロウキ・ササキが間もなくポスティングされるが、タイミングは重要」の見出しで記事を掲載。佐々木が25歳未満の国際FA枠でマイナー契約での移籍になるため、契約期間は1月15日から12月15日となるため、来年1月15日以降に契約することが濃厚。「ポスティングの45日間の交渉期限は1月15日の解禁の1週間後になり、余裕を持ったいいタイミング」と指摘した。

米専門誌ベースボール・アメリカ電子版は「ササキの交渉が解禁されれば、大変な争奪戦になる。獲得したチームは、格安で先発ローテのエース格を手に入れることになる」と伝えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木朗希の交渉間もなく解禁「全30球団が欲しがることは確実」「大変な争奪戦になる」米報道