ジャイアンツが強打の遊撃手ウィリー・アダメズと球団史上最高額の7年総額273億円で契約合意
ジャイアンツが7日(日本時間9日)、通算150本塁打の遊撃手ウィリー・アダメズ(29=ブルワーズFA)と7年総額1億8200万ドル(約273億円)で契約に基本合意したと、ESPNのジェフ・パッサン記者ら複数の米メディアが伝えた。ジャイアンツにとっては球団史上最高額の契約で、ドミニカ共和国出身の選手にとってはアルバート・プホルス、ロビンソン・カノに次ぐ3番目の大型契約となる。
アダメズは2018年にレイズでデビューし、メジャー通算打率2割4分8厘、150本塁打、472打点、51盗塁。7年目の今季は自己最多の161試合に出場し打率2割5分1厘、32本塁打、112打点、21盗塁で、本塁打、打点、盗塁はいずれも自己ベストだった。MLB公式サイトの今オフFAランキングでは9位に格付けされていた。
パッサン記者によると、契約総額のうち2200万ドル(約33億円)が契約ボーナス。身体検査終了後に問題がなければ正式に発表される見込みとなる。ジャイアンツのこれまでの契約最高額は元捕手で今オフに編成本部長に就任したバスター・ポージーの1億6700万ドル(約251億円)だった。