【日本代表】小川航基先制OG誘発、菅原由勢MVP弾 最終予選初先発＆初出場の２人が活躍

後半、ゴールを決め、手を広げ笑顔を見せる菅原（撮影・足立雅史）

＜W杯アジア最終予選：日本4－0インドネシア＞◇15日◇C組◇第5戦◇ジャカルタ

日本（FIFAランキング15位）が敵地でインドネシア（同130位）を4－0で下し、前半戦を4勝1分けで首位ターンした。

アジア最終予選で出番の少なかった2人が期待に応える活躍をみせた。全4戦でスタメンを飾ったエースFW上田の負傷に伴い、初先発したFW小川航基（27＝NECナイメヘン）は0－0の前半35分、抜け出したMF鎌田のクロスにゴール前で詰め、相手DFのオウンゴールを誘発。当初は自身のゴールと記録されるほどの得点関与に「良い位置にポジションを取れた」。貴重な先制点に絡み、満足げに振り返った。

後半17分から最終予選初出場を果たしたDF菅原由勢（24＝サウサンプトン）は、試合MVPに輝いた。3－0の同24分に右サイド深くまで進入すると、ニアをぶち抜いた。「結果を残せてよかった」。チームが攻撃的な3バックに取り組む中で、4バックの右サイドバックを主戦場とする自身のポジションを失った。「悔しい思いが僕の原動力になっている。サポートしてくれた人たち全員に感謝したいです」。森保ジャパンの層の厚さを示す2人の躍動だった。