DeNA大田泰示(2023年9月撮影)

DeNAは15日、大田泰示外野手(34)が、今季限りで引退することを発表した。

東海大相模(神奈川)から、08年ドラフト1位で巨人に入団。松井秀喜の背番号「55」を受け継ぎ大きな期待を背負ったが、レギュラーには定着できず、16年オフに日本ハムにトレード移籍した。

日本ハムに移籍後、潜在能力が一気に開花した。移籍1年目に自身初の規定打席に到達し、17年から4年連続100試合以上に出場。19年に自己最多の20本塁打をマークした。20年にはゴールデングラブ賞を初受賞した。

21年オフに日本ハムを自由契約となり、DeNAに加入。高校時代から思い入れのある横浜スタジアムを本拠地に、出場数以上の存在感を示し、限られた出番で勝負強さを発揮した。

走攻守で闘志あふれるダイナミックなプレーでファンを魅了し、愛された男が、16年間の現役生活に別れを告げる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】大田泰示が今季限りで引退、16年間の現役生活に別れ 19年自己最多20本塁打